いつも撮ってしまう場所がある いつだってかわりのないはずなのに 今その瞬間をとどめておきたくてシャッターを切る 紙に焼いてみると その写真には場所や時間が 音や匂いになってくっついている いつでもその時に戻れるように 小さな居場所で撮り続けている